SDGs17の目標ってなんだろう
8月夏休み中のクラス別特別企画、今回当校では、小学3-4年生のバイリンガルコースでの取り組みとして、国連が提唱しているThe global goals for sustainable development~持続可能な開発のための世界目標~の詳細を皆で読んでみて、「これからの地球を考える」という大きなテーマで自分なりの意見を作り出すことの大切さを実感してもらおうと考えました。教材として取り上げたのがMargreet de Heerというオランダの著名なコミックアーティストが制作した「The Global Goals of Sustainable Development」です。表題の内容がとってもカラフルでユニークなコミックになって英語でわかりやすく表現されているので、学生たちにも取り組みやすいものになっています。
とはいえ、この内容をしっかり読み取り、自分自身の意見を作る、ということは小学生の年齢にとってはたいへんハードルの高い内容です。バイリンガルコースの生徒たちは幼少期から英語に比重を置いて生活してきた、あるいは英語圏の国で生活、学習の経験があるといった総合的に高い英語力を持ったお子様たちですので、このレベルの書物を読む・聞くことには慣れていますが、このレベルで考えて発語することについてはまだまだ相当なチャレンジです。このクラスの皆さんも四苦八苦しながらひとつずつがんばって仕上げて行ってくれています。
The Global Goals of Sustainable Development – Margreet de Heer
https://www.margreetdeheer.com/the-global-goals-of-sustainable-development/
「SDGsの17の目標」とは、私たちの住む地球を持続可能なものにして、「誰一人取り残さない」社会をつくるために、2030年までに達成すべきゴールのことです。2015年9月、193の加盟国が参加する国連サミットがニューヨークで開かれ、SDGsについて話し合われました。このサミットにおいて全会一致で採択されたのが、「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」です。このアジェンダは、人間、地球及び繁栄のための行動計画としての宣言および目標 をまとめた文書です。SDGsの17の目標とターゲットはこのアジェンダに記されています。(以上、龍崎孝氏【17歳のためのSDGsサイト-さすてらす-】より抜粋、引用)https://ryukei-susterrace.jp/begin/117/
イングリッシュ・マスターズでは1つ1つのクラスごとに、子どもたちのレベルに合わせて異なるアプローチでレッスンを行っています。今回ご紹介したような内容もクラスによっては積極的に取り入れています。ご興味があれば是非お問い合わせください。